孔子の有名な言葉に『吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず』という言葉がある。
すでに40に近いのだが…まだまだ未熟者^^;
ただ変わったこともある。以前よりも周囲が気にならなくなった。それは他人の眼を気にせず好き勝手やっている、というnegativeなイメージではなく、目に見える何か?ではなく、その根本的な考え方・思想について色々と考えるようになった。
そこで、最近知った(遅いかもしれないが…)思想が、ミニマリストである。
ミニマリストとは?
必要最低限のモノで生活される人の事をミニマリストと言うようです。随分前から『断捨離』という言葉が世の中でも広く知れ渡ってきましたが、その先にあるライフスタイルを実践する方々を『ミニマリスト』というらしいです。
ミニマリズム(最小限主義)の8つの目的
- 仕事の量を減らし、質を向上させる
- 外からの情報をへらして、内から自分を知る
- あなたのしたいことのできる自由をふやす
- あなたの心を満足してくれる時間をふやす
- 大事なことのために、「余白」を用意しておく
- 心配をへらして、「楽しめる心」になる
- ガラクタをへらして、植物やアートを楽しむ
- 害をへらして、回復力をたかめる
ミニマリストの5つの原則
- 不必要なものを捨てさる
- 大事なことを見きわめる
- 選んだものは、すべて大事にする
- スペースを喜びで満たす
(空いたスペースにあなたを幸せにしてくれるものを置きましょう)- 変化させつづける
という風に定義づけられているミニマリズム(最小限主義)の実践者だそうです。
実際に、断捨離と同じように最近はミニマリストという言葉が世に飛び交っています。
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青線:断捨離 赤線:ミニマリスト
驚くべきことに、2012年アメリカに、『15個』の所持品しか持たないというAndrew Hydeが出現しました。
この暮し方に関してあう・合わないとかは人それぞれだと思うのですが、非常に驚愕的でした。
何故ならば…自分は全く真逆のマキシマリストだったからです^^;
じゃあ、マキシマリストって?
ミニマリストに対する言葉なのですが、モノで自分の人生を彩どる人達の事を言うようです。
自分の場合は友人や旅行などモノだけでもないのですが、ジャケットだけで10着、革ジャン5着、靴や時計も10足・個以上と間違いなく、ミニマリストではなく、マキシマリストにはいる、と自覚しています^^;
マキシマリストという言葉自体はまだまだ一般的ではないのですね^^;
まぁまだまだ少数派でしょうね。でも、色々収集することが好きな人や棄てれない人、ついつい買ってしまう人など案外多いのではないでしょうか?
ふと考えた…。
「平均的なビジネスパーソンは1日に190の情報が入ってくる。そして、探し物をするためだけに1年間に150時間(=19日間)も浪費している」という報告がありました。
これは海外の報告ですので、日本だとひょっとしたらもっとその時間は多いのかもしれません^^;
ある程度は習慣とルールで減らせれる部分もあるとは思うのですが、やはり探しモノをしたりする時間は無駄が多い。
またメンタリストDaigoさんの著書の1つである『超集中力』でもありますが、色々なモノの中から選択をするという行為は非常に意志(Will Power)を使います。有名なところで言うと、Aplle創設者のスティーブ・ジョブズがISSEY MIYAKEの黒のタートルネックとリーバイスのジーンズ、ニューバランスのスニーカーを制服として、余計な選択をしないために何セットも持っているという話は非常に有名な話ですね。
このように1日のスタートに、色々探す時間と意志の力というのは非常に無駄が多い、というのは確かに納得させられました。
さすがにそこまで徹底的にはなれませんが…しかし…。
- (礼服やダイビング器材を別にして)1〜2年間使用しなかったものが急に必要になる
- よく似た時計や服が必要に応じて必要になる
- (昔は興味があって、今はない)積ん読的な本が必要になる
- 昔使っていた配線や(低用量)HDDやDVDなんかが必要になる
なんて可能性は…ないと思うし、余分な服も必要ないけど、(勿体なくて)棄てれないなんて事はよくあるんじゃないか?
そこで、次の行動は??
少し、自分の周りを整理してSimpleにしよう、でした。
- しばらく使っていないモノを再度、本当に必要か?
- 棄てれないだけで、所持している装飾品はどこまで必要?
- 服は気に入ったStyleだけでいいんじゃないか?
- 今、読む気がないモノを持っている意味があるか?
- 中に何が入っているか?わからないメディアや、ケーブルは使うか?
と、再度投げかける事にしました。
そして、どう考え、どう行動したのか?
その結果、自分が少しでもSimpleな生活に近づけたか?
考えていきたいです。
そして、更に言えば、自分の周りだけでなく、自分自身もそうだ。今だけじゃなく、10年・20年後を見越した生活スタイルや物欲的消費から経験的消費へ…。そう、一度、自分の生活を再度、理解し、破壊し、再構築する…錬金術の如くですね。
流石にアラフォーでミニマリストな生活も難しいけど、スタイリッシュな生活って素敵じゃないですか?
いつまでもSimpleなカッコ良さを求めていきたいですもんね。
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